優雅なる皇帝記Ⅱ
知に働けば角が立つ、情に竿させば流される、兎角この世は住みにくい。
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おいしい話
それは先日の事だった。
朝、会社に向かい歩いていると、歩道に止めた一台の原チャリが目に入った。
見ると鍵が付けっ放しになっている。
そこで思った。「ん~このまま知らん顔をしていたら、盗まれてしまうかもしれない」と。
だがここは平和な日本。それでも盗まれる確率は低かろう。
どうするか悩んだが、そのまま会社に行った。

暫くしてまた思った。
やっぱ盗まれたら可哀想だから、ここは善行でも積んでおくか。と。

会社の机にて、小さめの付箋に携帯の電話番号を書き、「鍵預かってます」と書いて、原チャリに戻った。
そして鍵を抜き、それを貼った。
後は持ち主から連絡が来るのを待つばかり・・・

抜いてきた鍵を見て思った。
これって男の物じゃないな・・・と。



やがて持ち主らしき人物の着信が入る。
声の主は女だ。
女:「済みません~。鍵なくて焦ったんですけど、本当どうも有り難うございます」
余:「いえいえ。今持って行きますよ」

そして対面した。
相当な美人ではないか。
これは神がくれた出会いかもしれない。

「はい鍵です」と渡し、立ち去ろうとすると「あの~。今度また電話しても良いですかぁ~?」などと言うではないか。

「え?」と戸惑う余に対し、彼女は更に続けた。
「何か~一目であなたの事を気に入ってしまって・・・。これも一種の出会いだと思うんですよ~。良かったら私と付き合ってもらえませんか~?」

などと、朝っぱらから妄想ばかりが膨らんだ。



昼過ぎ、本当に持ち主から電話が来た。「あ、鍵の件なんっすけどぉ~」

おっぺけぺ~!!男だぁ~!(/-o-)/ ┫:'.:
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